Wordで原稿用紙設定にする方法|20字×20行・文字数と行数の変更手順

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結論:Wordを原稿用紙にするには、「レイアウト」タブ →「原稿用紙設定」を開き、スタイルで「マス目付き原稿用紙」を選び、文字数を20字×20行に設定します。このダイアログで選べるのは20字×20行と20字×10行の2種類だけなので、それ以外のマス数にしたいときは「ページ設定」から指定します。

Wordの原稿用紙設定とは

Wordの原稿用紙設定は、用紙にマス目(または罫線)を引いて、文字をマスに合わせて配置する機能です。小説の公募、学校の作文、感想文など、原稿用紙の書式が指定された提出物をWordで作るときに使います。

原稿用紙設定をオンにすると、ただ見た目がマス目になるだけではありません。1行あたりの文字数と1ページの行数が原稿用紙のマス数に合わせて調整され、段落の書き出しを1マス下げるといった原稿用紙の作法もそのまま使えます。行頭禁則(句読点が行頭に来ないようにする処理)も自動で適用されます。

原稿用紙設定にする手順(Word 2019・Microsoft 365)

  1. 「レイアウト」タブを開く——Wordの上部リボンにある「レイアウト」タブをクリックします。ページ設定関連の機能はここにまとまっています。
  2. 「原稿用紙設定」をクリック——「レイアウト」タブの中にある「原稿用紙設定」ボタンを押すと、「原稿用紙設定」ダイアログボックスが開きます。
  3. スタイルを選ぶ——「スタイル」の欄で次の3つから選びます。
    • マス目付き原稿用紙——マス目の線が印刷される標準的な設定
    • 罫線付き原稿用紙——マスを区切らず、行の罫線だけを引く設定
    • 原稿用紙の設定にしない——通常の文書に戻す
  4. 「文字数×行数」を選ぶ——同じダイアログの「文字数×行数」で20字×20行または20字×10行を選びます。一般に「原稿用紙1枚」といえば20字×20行=400字詰めです。
  5. 用紙サイズと印刷の向きを確認する——右側のプレビューを見ながら、用紙サイズ(A4など)と印刷の向き(縦書き・横書き)を選びます。縦書き原稿なら「縦」に設定します。
  6. OKを押す——設定が反映され、本文がマス目に沿って表示されます。

※ プレビューで意図したマス数になっているか必ず確認してください。設定によっては余白が自動調整され、意図より1行少なく表示されることがあります。

20字×20行以外のマス数にしたいときは

「原稿用紙設定」ダイアログで選べる文字数×行数は20字×20行と20字×10行の2種類だけです。公募の指定が「17字×18行」「13字×20行」などになっている場合は、原稿用紙設定では対応できません。

その場合は、いったん原稿用紙設定を解除し、「レイアウト」タブ →「ページ設定」→「文字数と行数」タブを開き、「文字数と行数を指定する」を選んで任意の数値を入力します。この方法なら文字数と行数を自由に決められます。ただしこの方法ではマス目は引かれず、また行数より文字数の値によっては余白が自動調整されるため、字送り・行送りのチェックを外して数値を調整してください。

設定できない・グレーアウトしているときの対処

「原稿用紙設定」が押せない、またはダイアログの項目がグレーアウトしているときは、次の順で確認してください。

  • 互換モードになっていないか——古い形式(.doc)で保存されたファイルを開くと互換モードになり、原稿用紙設定が使えないことがあります。「ファイル」→「情報」→「変換」で最新形式に変換してください。
  • 複数のページ設定が混在していないか——セクション区切りが入っていると、セクションごとにページ設定が必要になります。本文全体を選択してから設定すると確実です。
  • テキストボックス内ではないか——テキストボックスや図形の中は原稿用紙設定の対象外です。本文の領域で作業してください。
  • ヘッダー・フッターを編集していないか——ヘッダーやフッターの編集中はページ設定を変更できません。本文をダブルクリックしてから操作してください。

設定後に文字数を確認する方法

原稿用紙設定で書いたあと、「指定の文字数に足りているか」を確認します。Wordでは次の3つの方法で文字数を確認できます。

  • ステータスバーの文字数——画面下部に文字数が常時表示されます。表示されていない場合はステータスバーを右クリックして「文字数」にチェックを入れます。
  • 校閲タブの「文字カウント」——「校閲」タブ →「文字カウント」をクリックすると、文字数・単語数・行数・段落数がまとめて表示されます。範囲を選択すればその部分だけも数えられます。
  • ショートカットキー——Windowsでは「Ctrl + Shift + G」で文字カウントを開けます。

ただしWordが数える文字数と、原稿用紙のマス数は一致しません。Wordは句読点や改行の扱いが独特で、また空白(スペース)を含めるかどうかも指定によって変わります。「2,000字以内」といった条件では空白を含めない数え方が一般的なので、本文を字数カウンターに貼り付け、「空白抜き」の数値で確認するのが確実です。

📝 字数カウンター|本文を貼るだけで文字数(空白込み・空白抜き)・行数・原稿用紙枚数をその場で確認できます。目標字数を入れると達成度も表示されます。

原稿用紙の枚数を確認する

Wordで書いた原稿が「400字詰めで何枚か」を知りたいときは、文字数を原稿用紙の枚数に換算します。2,000字なら400字詰めで5枚、20字×20行のマス目なら20字×100行=5枚分です。

枚数の計算は原稿用紙 文字数 換算ツールに文字数を入れるだけで済みます。逆に「10枚以内」といった枚数指定から必要な文字数を逆算することもできます。段落の書き出しや句読点の打ち方など、原稿用紙の書き方そのものは原稿用紙の書き方でまとめています。

よくある質問

Wordの原稿用紙設定はどこにありますか?
「レイアウト」タブの「原稿用紙設定」から開けます。Word for Microsoft 365 と Word 2019 以降は同じ場所にあります。「ページ設定」ダイアログの「文字数と行数」タブからも文字数と行数を指定できます。
20字×20行に設定するにはどうすればいいですか?
「レイアウト」タブ →「原稿用紙設定」を開き、スタイルで「マス目付き原稿用紙」または「罫線付き原稿用紙」を選び、「文字数×行数」を「20字×20行」にします。このダイアログで選べるのは20字×20行と20字×10行の2種類です。
20字×20行以外(例:17字×18行)にしたいときは?
「原稿用紙設定」ダイアログでは20字×20行と20字×10行しか選べません。それ以外のマス数にしたい場合は、いったん原稿用紙設定を解除し、「レイアウト」タブ →「ページ設定」→「文字数と行数」タブで「文字数と行数を指定する」を選び、任意の数値を入力してください。
原稿用紙設定のまま文字数を数えるには?
Wordの下部ステータスバーに文字数が表示されます。表示されていない場合はステータスバーを右クリックして「文字数」にチェックを入れてください。校閲タブ →「文字カウント」でも確認できます。ただしWordの数え方と原稿用紙のマス数は一致しないことがあるため、字数カウンターで空白込み・空白抜きの両方を確認するのが確実です。
原稿用紙設定にすると余白や行間が変わってしまうのはなぜですか?
原稿用紙設定は、マス目に合わせて文字数・行数・余白を自動で調整する機能だからです。用紙サイズや印刷の向き、フォントサイズを変えるとレイアウトが崩れることがあります。公募など指定がある場合は、設定後にプレビューで全体を確認してください。

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